屋内消火栓設備
広範囲型2号消火栓(改修用)
改修用広範囲型2号消火栓
HOSE CABINET 1″ SEMI-RIGID HOSE WIDE RANGE TYPE
■改修要領【既設設備の確認】
1.放水圧力
ポンプの180ℓ/分放水時(同時放水1の場合は90ℓ/分)の全揚程が圧力損失値(0.22MPa=22m)+配管の摩擦損失水頭+落差+17m以上ある事を確認して下さい。
上記の確認が困難な場合は、放水圧力が最も低いと想定される箇所の2台(同時放水1の場合は1台)の消火栓のホースを延長し、φ10の改修用測定用ノズルで放水圧力を測定する。測定値が0.22+0.17=0.39MPa以上あれば改修可能です。
2.改修用キャビネット設置スペース
改修用キャビネット設置に上図斜線部のスペースが必要です。
既設格納箱の寸法を測定し設置できるか確認して下さい。また、斜線部の範囲内にホース架取付台やポンプ起動スイッチ設置台等がある場合は撤去が必要です。
【改修手順】※ ノズルスイッチ仕様の場合、バルブ交換不要
- 1.既設1号消火栓のホース、ホース架、ノズル等の内部器具を取り外す。
- 2.改修用キャビネットをボルトまたはリベットで、既設格納箱に固定する。
- 3.既設バルブにポンプ起動スイッチを取り付け配線を接続する。(バルブスイッチ仕様の場合)
- 4.キャビネット内にホースを収納し、結合金具をバルブに接続する。
- 5.ホースガイドをキャビネットに固定する。
- 6.ノズルキャッチのポンプ起動スイッチの配線を接続する。(ノズルスイッチ仕様の場合)
- 7.消火栓扉の表面に「一人操作シール」、裏面に「操作法シール」を貼付ける。